アパレル派遣の顔合わせで気をつけるポイント
アパレル派遣に登録しても、すぐに働ける訳ではありません。アパレル派遣に登録した後は、どんなところで働きたいかの選考やお店の選考があります。
また、働きたいお店が決まって派遣会社からの案内が終わった後でも、そのアパレルのお店で顔合わせというものがあります。 実はこの顔合わせ次第で、そのお店で働けるかどうかが変わってきます。
気持ちは普通の会社の面接と同じ
まずはメンタルの点でいえば、顔合わせは普通に働くときやパートで働くときの面接に相当します。派遣会社によっては顔合わせではなく職場見学という名前のこともありますが、呼び方はどうであれ貴方のことをショップに紹介して、ショップもあなたのことを知るという機会です。
つまり選考の一段階だというわけです。このため、顔合わせについての心構えとしては、普通に働くときの選考で面接を受けるのと同じ、と考えるといいでしょう。
例えば志望動機を聞かれることは多いものですし、そのブランドがどういうブランドなのか知っていることも求められる場合がとても多いのです。ですので、志望動機をしっかり決めておくとか、そのお店のブランドのサイトやアプリをチェックしておく、など、事前の準備をしておきましょう。
また、相手からどういう質問をされるか、という事を想定して、答えを準備しておきましょう。また、大体の面接では「質問はありますか」と聞かれますので、あらかじめ質問を考えておくのが大事です。
例えば難しい質問ではなく「一日のスケジュールはどういった流れになりますか」とか「働くときにジーンズは大丈夫ですか」というように、自分が働くことを想定した質問をいくつか準備しておくと、働きたい気持ちをアピールする事が出来ますよ。
普通の会社の面接と同じように対策をしておくと、顔合わせの時に役に立ちます。準備しておきましょう。
面接時のファッションはそのお店で働くことを想定して
もしあなたがショップで働く店員になりたいのであれば、実は顔合わせの時にとてもよくみられるものがあります。貴方のファッションやメイク、ヘアスタイルやネイルなどの、総合的なお洒落です。
お店で働く店員さんは、そのお店の雰囲気を作り出す人でもあり、そのお店の服を着て働くために生きたマネキンともいわれます。このため、その人の雰囲気やその人のお洒落のセンス、その人の個性などをチェックされます。
実際、カジュアルでジーンズメインのお店にスーツを着て行ったらイメージが違うので落ちやすくなりますし、高級品を扱う店にラフな服装でいったらお店の雰囲気に合わないので落ちる可能性が格段に高くなります。
とはいえ、これは必ずしもブランド品や高級品のみでお洒落しなくてはいけないという訳ではありません。イメージとしては、あなたがそのお店で働くならこういう装いをする、というイメージで行きましょう。
例えば顔合わせでは、アクセサリーショップに相応しいアクセサリーをつけている方が好まれます。カジュアルなお店であればある程度崩して、というのが原則です。
とはいえ、顔合わせは面接と似たような意味を持つのでどうしてもカジュアルなお店でカジュアルな服は抵抗がある、という人もいるでしょう。この場合はカジュアルでもある程度きっちり感を演出して、なおかつお店の雰囲気に合ったものをチョイスしてください。
声の大きさは相手に聞きやすく、受け答えはきちんと
最後に、顔合わせの時の声や受け答えの仕方は大事です。 というのもアパレル派遣のメインはショップ店員ですし、ショップで働くのであればお客様への接客や交流はかなり大事なものになるでしょう。
この時、大事なのが声の大きさや話し方、受け答えの内容などです。 まずは声についてです。声については基本的に、相手にとって聞きやすい大きさと高さで話すことが大事です。極端に声が高かったり低かったりする場合、服よりその店員さんの声ばかりが耳について売り上げにならないこともありますから、それなりに声については気をつけておきましょう。
また、受け答えの内容はきちんとしておきましょう。基本的に内容がきちんと的確に返事できることは、接客でも大事なスキルになります。このため、受け答えは的確な内容を伝えることが大事です。
つい会話能力が高い人がやってしまいがちなこととしては、回答が長くダラダラしたものになってしまったり、質問に的確に答えられない、というようなものでしょう。これらは気をつければ改善できますし、お店で好かれるスキルでもありますから、注意しておきましょう。
ただ、要点だけを的確に伝える事があまり好ましくない場合もあります。コミュニケーション能力がないと思われることもありますので、普段から口数が少ないと思うのであれば、さらに一言程度付け足すとか、笑顔を忘れないようにしましょう。
基本的に面接と同じなのですが、どちらかといえば「その人と一緒に働きたいか」「このお店で働くのに相応しいか」というような点を見られることが多いでしょう。このため、ファッションなどもそうですが、事前の回答なども準備していくとスムーズになります。