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アパレル派遣の時給の相場はいくらぐらい?

公開日:2020/09/15   最終更新日:2025/08/25

派遣社員として働くとアルバイトやパートに比べて時給が高いことが知られていますが、アパレルの場合にはどのくらいが相場なのでしょうか。稼ぎたいという人にとっては切実な問題で、今までずっとアルバイトやパートで働いてきた人の場合には派遣社員になるかどうかを決める上でも重要な点でしょう。

この記事では、アパレル派遣の給料事情やシミュレーション、ボーナスがもらえる派遣の種類について解説したいと思います。

アパレル販売の仕事の平均時給とは

アパレルでは、販売職として働く人材が正社員以外からもよく確保されています。事務職や企画職などの募集はほとんどないので、以下では販売職を例にとってどのくらいの給料で働いているのかを説明していきます。

アパレル販売の仕事では平均時給が全国で見ると1,400円程度になっていて、幅としては1,200~1,500円とされています。この金額が高いのかどうかという疑問があるかもしれませんが、アルバイトやパートに比べるとかなり高めです。アルバイトやパートの場合には平均的には900円くらいで、850~1,000円で雇われていることがほとんどです。

単純に考えると同じ時間働くことができたらアルバイトやパートの1.5倍くらい稼げるということになります。他の業界の販売職よりも相場が高めになっているのも確かで、一般的には1,200円程度が平均額なのに比べると200円も高くなっています。

これはアパレル販売の仕事では高い接客力が求められることが原因で、その分だけ募集の際にしっかりとした選考を実施しているのが一般的です。面接を受けるときにはきちんと身だしなみを整え、言葉遣いにも注意しつつ、マナーを守った対応をすることが求められると考えておきましょう。

ファッションセンスや化粧の仕方なども評価点になっていることが多いので、十分に準備をして面接にチャレンジする必要があります。このように採用される時点でもハードルが高いことから給与水準も高くなっているのです。

派遣先による違いには注意しよう

アパレル販売の仕事では、派遣先の企業にも候補がたくさんあります。どの会社に所属しているかによって候補にも違いがあるのは確かですが、大手企業を中心として中小企業からの募集も豊富にあるのが一般的です。どのくらい稼げるかはどの企業の現場で働くかによっても大きな違いがあるので注意しましょう。

全体的な傾向としては高級ブランドになるほど時給の相場が高めになっています。大手ブランド企業を候補にすると稼ぎやすく、中小企業のマイナーなブランドの販売に携わる場合にはやや稼ぎにくくなるというのが基本です。

経済力的に大手企業のほうが人件費を出せるという面もありますが、ブランドによる付加価値で高く商品を売れることから人件費を十分に確保できるのがもっと大きな理由になっています。

ただし、その分だけ顧客層も富裕層になるので高いレベルの接客ができなければなりません。万が一にも粗相があってはならないので面接も一層厳しくなります。ハイブランドの大手企業ほど、高い接客力を求められる現場での販売職の経験がある人しか採用しない傾向があります。

ホテルや旅館などで経験を積んだ人でも優遇されることがありますが、ファミリーレストランやファーストフードなどでの経験では認めてくれないことが多いので注意しましょう。

派遣の働き方例

アパレル派遣の働き方はいろいろな方法で働くことができます。「派遣として仕事をするなら週5日ほど働く必要がある」というイメージを持っている人はいるかもしれません。しかし、働き方はそれぞれ決定でき、週4〜5日働くことができれば、週2〜3日程度で働くことも可能です。アパレル派遣としてメインで働きたいなら週4〜5日シフトに組んでもらい働くことができます。

もし、ダブルワークや自分の隙間時間に仕事をしたい学生や主婦であれば、週2〜3日で働くのがおすすめです。週4日~5日で派遣をメインとして働く、週2日~3日程度働くなど、働き方は自由に行うことができますが、働く前に担当者に自分は週何日働きたいのか伝えておくことが大事です。週に働く時間を伝えておけば、担当者もアパレルの店長や責任者に派遣者医師が何日ほど働けるのか内容を伝えてくれます。

自分の働きたい日数を伝えておくことで、実際に働くときに日数が少ない、日数が多いという働き方のすれ違いをなくすことが可能です。店舗によっては自由にシフトを組む自由シフトを採用しているところもあるので、週の日数が定まらず、自由にシフトを組みたい人は、その点を担当者に伝えておくことが大事でしょう。

一ヵ月の給与シミュレーション

アパレル派遣として働く店舗によって給与の違いはありますが、1ヶ月の給与についてシミュレーションをしてみましょう。まずは週4〜5日で働く場合です。アパレル派遣の仕事は原則として8時間の仕事です。勤務時間は朝番と遅番があり、朝晩の場合は8:00〜17:00、遅番の場合は11:00〜20:00などです。

途中で1時間の休憩時間があるので、8時間労働となります。アパレル派遣は時給制で雇われることが多いので、時給として仕事の給与を換算します。アパレル派遣の時給は大体1,000~1,200円が相場となっています。今回は1,200円で給与の換算をしてみます。

■ 朝番の場合

仮に朝番として、週5日と4日を繰り返して仕事を行うとします。1日8時間の仕事を行うなら、1日でもらえる給与は9,600円となります。9,600×5日で4万8,000円、9,600×4日で3万8,400円となります。それが週2回ずつあるので、4万8,000×2で9万6,000円、3万8,400×2で7万6,800円となります。9万6,000円と7万6,800円の合計金額は17万2,800円となります。1ヶ月の給与としては低くはないので、給与として問題ない金額といえるでしょう。

ちなみに週2〜3日を交互に繰り返すシフトであれば、9,600×3で2万8,800円、2万8,800×2であり、そのシフトが2回続くので5万7,600円、9,600×2で1万9,200円。1ヶ月に2回シフトが続くので3万8,400円となります。合計金額を合わせてみると9万6,000円が1ヶ月にもらえる給与になります。1ヶ月の給与としては少ないですが、週2〜3日での時間勤務であれば妥当な金額といえるでしょう。朝番で仕事を行うなら9万6,000〜17万2,800円が給与の幅となります。

■ 遅番の場合

遅番で仕事をする場合も基本的に給与自体に変わりはありません。ただ、遅番の場合は仕事の後片付けや精算などもあるので、多少残業する必要が多いです。残業するときアルバイトの場合はサービス残業となることもありますが、派遣の場合は残業手当がしっかりつきます。残業手当は基本時給に1.25倍となるので、1,500円となります。

アパレルの残業は多くはなく残業時間としては長くても1時間ほどです。残業自体も毎日ではないので、大体週4〜5日入るなら、1ヶ月10時間ほどの残業時間、週2〜3日なら5時間ほどの残業時間になります。10時間ほどであれば、1万5,000円、週2〜3日のシフトなら7,500円ほどの給与が加算されることになります。この残業時間を入れることで給与は違いが出るので覚えておくといいです。

ハイブランドや百貨店勤務は高時給の傾向

ハイブランドや百貨店勤務はアパレル関係の仕事でも高時給の仕事となり、時給が大きくなります。時給の相場は1,500円〜1,800円ほどになるので、同じシフトで仕事をするのなら1ヶ月でもらえる給与は異なります。月に18日ほど仕事をするなら21万6,000円〜25万9,200円ほどの給与を得ることができます。

派遣会社にもよりますが、ハイブランドや百貨店勤務の求人を出しているところもあるのでチェックしてみてください。ハイブランドの店舗での接客は一般的なブランドと異なる点も多く、アパレル業界での経験を積むのに適しているといえます。学んだ点を活かせれば、接客技術の向上にもつながるでしょう。

昇給を受けられる可能性はあるのか

時給は、所属先の会社と派遣先の企業との間で協議して決められるのが一般的です。期間中に昇給することはないのが原則ですが、契約を更新するときや新しいところで働くときには、以前よりも高い時給で働ける可能性があります。特に経験を重視する傾向が強いため、何度もアパレル販売の仕事を経験していると高めにしてくれることもあります。

実際には2000円近いような時給で働いている人もいるので、経験を積んで交渉していくのは大切なことです。期間が満了する頃になったら派遣会社の担当者と交渉をしてみるようにしましょう。昇給を受けられるかどうかは次にどこで働くかによっても左右されます。

あまり高くすると採用してもらえないリスクもありますが、担当者がきちんとした相場観を持っているので心配はありません。経験の年数や内容に応じた適正額を提示してくれるでしょう。企業との交渉は担当者がおこなってくれるので、派遣社員としては担当者と話し合ってみるのが大切です。

派遣スタッフはボーナスをもらえない?

派遣社員のボーナスについてですが、結論からお伝えすると、支給されている派遣社員はほとんどいないのが実情です。派遣社員の給料は、派遣先の会社からではなく派遣会社から支払われているため、給与の金額設定やボーナスの有無は派遣会社が決めています。ボーナス分の金額を含んだ時給を設定していることがほとんどで、そのためボーナスがない場合が多いのです。

ボーナス分を含んでいるということから、パートやアルバイトとして働いている人より時給や日給、月給は高いことが一般的です。イメージでは、派遣社員は正社員に比べて給与は低く安定もしていないと思われがちですが、そうとも限りません。

正社員のボーナスは会社の業績やそれぞれの成績によって変わったり、みなし残業が多く時給換算してみると、かなり低かったりすることも少なくありません。その点派遣社員は時給にボーナス分が入っていたり、きちんと残業代をもらえたりするため、場合によっては手取り金額が正社員とあまり変わらなかったり、高くなることもあるうえ、給与面では安定しているともいえるでしょう。

ボーナス支給は派遣会社の就業規定によって異なる

ボーナスの支給は、派遣会社の就業規定によって異なります。そしてアパレル派遣に対するボーナスの支給は「労使協定方式」と「派遣先均等・均衡方式」のいずれかで決められます。

労使協定方式

労使協定方式を使うときは、アパレル派遣のボーナスは月々の給料に入っています。労使協定方式を使った給与計算だと、アルバイトやパートよりも高い時給が設定されているのです。

つまり、労使協定方式で派遣はボーナスがないからといって、正社員と年収が大幅に違うというわけではありません。正社員の基本給+ボーナス+残業代+交通費と、派遣の時給で計算した給与+残業代は、年収で考えるとほぼ同じになることもあります。

派遣先均等・均衡方式

派遣先均等・均衡方式では、アパレル派遣が、派遣先企業で正社員と同等の業務を行い、責任の範囲も同等だったとき、正社員と同じ待遇が受けられます。また、業務内容や責任範囲が異なるときでも、それに相当する待遇が受けられるのです。

つまり、同じ仕事を、同じように責任をもって行っている正社員にボーナスが出るなら、アパレル派遣にもボーナスが出るということになります。反対に、正社員が業務内容に関わらずボーナスが出ないときは、アパレル派遣にも出ません。

派遣スタッフでもボーナスをもらえるケース

ここまでアパレル派遣のボーナスに関することをお伝えしてきましたが、現実では労使協定方式が使われることが多く、月々の給料にボーナス分が入っていることがほとんどです。しかし、やはり月の給料以外にボーナスが欲しいという方も多いでしょう。そこで、アパレル派遣でもボーナスが出るケースをご紹介します。

紹介予定派遣

紹介予定派遣とは、派遣先企業で直接雇用してもらうことを前提とした派遣です。一定期間をアパレル派遣として働き、その後派遣先企業の正社員として雇用してもらいます。

正社員として雇用してもらえれば、企業のボーナス規則にのっとって、ボーナスを受け取れるでしょう。ただし、アパレル派遣として働いている間は、ボーナスを受け取れないので注意してください。

常用型派遣

常用型派遣とは、派遣会社の正社員として雇用される働き方です。派遣会社の正社員として、派遣先企業に常駐することになります。派遣されるという点では同じですが、雇用形態は正社員になるので、派遣会社のボーナス規則にのっとってボーナスが出るでしょう。

常用型派遣のとき、派遣先企業で常駐する期間が終了しても、派遣会社との雇用契約が終わるわけではありません。そのため、給与やボーナスは変わらず出ます。

ボーナス完備の派遣会社に登録する

アパレル派遣としてボーナスを受け取りたいときは、ボーナス完備の派遣会社に登録するのもひとつの手です。派遣は、就業するのは派遣先企業ですが、給与を支払うのは派遣会社です。そのため、アパレル派遣に対してボーナスが出るところに登録すれば、ボーナスを受け取れます。

ただし、ボーナス完備の派遣会社は、ボーナスを受け取るのになんらかの基準を設けているところが多いです。ボーナス完備の派遣会社に登録したいときは、ボーナスを受け取るためにどんな基準が設けられているのか、事前にリサーチしておきましょう。

まとめ

アパレル業界では平均時給が1,400円程度になっていて、範囲としては1,200~1,500円くらいになっています。アルバイトやパートの場合には900円前後というのが一般的なので、1.5倍くらい稼ぐことができるのが魅力です。

ただ、大手企業で働くことができると高めの給料で福利厚生も受けられることがあるものの、中小企業で働くと給料も低めで福利厚生も特に受けられない傾向があるので注意しましょう。経験を積んで高いレベルの接客ができるという定評があると時給が高めになるので、担当者と交渉して昇給してもらえるように努力することが重要です。

アパレル派遣で仕事をするときに週4〜5日で働くなら17万円ほど、週2〜3日であれば9万円ほどの給与を得ることができるでしょう。アパレル派遣を考えている人は給与内容について考えてみてください。

また、派遣=ボーナスがないというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実はアパレル派遣のボーナスは、時給に入っていることがわかりました。そのため、派遣でも年収で考えると、正社員と同等の給料を受け取っている可能性も高いのです。それでもアパレル派遣で、月々の給料とは別にボーナスを受け取りたいという方は、ボーナスが出るケースの働き方を検討してみてください。

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