アパレル業界へ就職する前に!百貨店で派遣として働くのがおすすめ!
将来、アパレル業界へ就職したいけれど「自分に合う仕事か分からない」「就職後にイメージと違ったらどうしよう」と不安になったことはありませんか?そんな方には、就職前に“派遣”として働くのがおすすめです。今回は、なぜ就職する前に派遣で働いたほうがよいのかお伝えします。
就職までに派遣で働くメリット
就業は誰でもあっても不安に思うものです。その不安を少しでも軽くするために、一番手っ取り早いのは、やはり実際に働いてみることです。学生であれば、インターンをしているという人もいるのではないでしょうか。ここからは就職までに派遣で働くメリットを4つ紹介します。
■お金を稼ぎながら、知識もつく
やはり一番の大きなメリットといえるでしょう。あまり知られていませんが、アルバイトの時給よりも派遣のほうが高いことも多いのです。お金をもらいながら、知識も得ることもできるなんて、そんなによいことはありませんよね。さらに派遣であれば、普通ではなかなか学生では働けないような“ラグジュアリーブランド”で働く機会もあります。
■就職活動時に有利になる
就職活動では、自分と同じように「アパレル業界で働きたい」と思っているライバルが多く存在します。面接官の立場になってみてください。「昔から洋服が好きで、人と話すのも好きです!」という人と、「派遣社員として働いており、お客様にあったコーディネートの提案が得意です」という人。
どちらが現場で活躍してくれそうだと思いますか?このように、就職前に“未経験”なのか、少しでも“経験がある”のかでは大きな差があります。また、自分は経験があるから未経験の人に比べ少し有利なのだと思うと、ストレスがかかる面接も少しは楽になりますよね。
■就職後のギャップをなくす
いざ就職が決まり、働きだしたのはいいものの「就職前に想像していたのと違った」となることも少なくはありません。実際に働いてみて、イメージとのギャップを感じてしまうことは、どの業界でも起こりえます。就職後すぐに「イメージと違ったから辞めます!」とは、さすがにできませんよね?
そのためにも、就職前に派遣として働き、就業後のギャップをできる限り少なくするのが大切です。それだけではなく、事前に働いてみることで、あなたが想像もしていなかった楽しさややりがいが見つかるかもしれません。
■アパレル業界で必要なコミュニケーション能力を身につけられる
アパレル販売員に求められているコミュニケーション能力は、学校の先輩や友人に対するものとは違います。相手はあくまでも“お客様”。あなたが接客し、気に入ればお金を出して洋服を買ってくれるのです。友達に「その服似合うと思うよ!買っちゃえば?」と言うのとは大きく違います。
あなたの接客やコーディネートが気に入れば、顧客となり継続的に来店してくれるお客様もいるでしょう。そのためにも、“アパレル販売員”として求められているコミュニケーション能力を身につけることが必要なのです。
アパレル派遣で働くなら百貨店がおすすめ
ここまでで、就職前に派遣として働くメリットが分かったのではないでしょうか。そのうえでもう一つアドバイスがあります。働くのであれば「百貨店」がおすすめです。
なぜ百貨店がいいのかというと、ずばり「ラグジュアリーブランド」が多いからです。「ラグジュアリー」とある通り、「贅沢」や「豪華」なブランドのことを指します。セレクトショップのアパレル販売員とは少し違い、さらに高いスキルが求められています。
一体どういったスキルが求められているのでしょうか。ラグジュアリーブランドに挑戦してみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
■言葉遣い
カジュアルなセレクトショップに比べ、さらに言葉遣いに関しては厳しく見られます。セレクトショップであれば、友達のようなフランクな接客でもよいというお店もありますが、ラグジュアリーブランドではNG。
なぜなら、セレクトショップと比べものにならないほど高価な商品を取り扱っており、お客様一人が購入する金額も高くなります。言葉遣いだけでなく声のトーンや所作など、細かいところまで注意しなければなりません。
■高いレベルのコミュニケーション能力
ラグジュアリーブランドでは、定期的に来店する顧客様が存在します。店舗にとってはとても大切なお客様のため、とくに高いコミュニケーション能力が必要です。対話だけでなく、顧客様に手紙(DM)を送ったり電話対応をしたりするなど、さらに高いスキルが求められています。
百貨店での勤務経験は就職時に有利に働くことがある
ここまでで、ラグジュアリーブランドでは求められるスキルが大きく違うということが分かったのではないでしょうか。アパレル業界に携わる人であれば、そういったことは既に知っています。そのため、「百貨店経験あり」とあるだけでその人への信頼性はぐっと上がります。
また、ブランドによっては応募条件に「百貨店勤務経験必須」と書かれていることもあるほどです。百貨店で働くことが就職時に有利に進め、可能性を広げる秘訣ともなるのです。
まとめ
就職前に派遣として働くことがおすすめの理由を、分かっていただけたのではないでしょうか。さらに機会があれば、そのまま正社員採用となる場合もあります。そうなれば、また一からマニュアルなど覚え直す必要もないうえ、すでに人間関係もできているので就職後とても楽になります。就職活動は誰でも不安になるものです。その前にできる限りの不安を除いておくに越したことはありませんよね?この記事が、アパレル業界への就職を考えている方のお手伝いになれば幸いです。