アパレル派遣で働ける年齢は?中高年でも大丈夫?
アパレルの派遣で働く場合は、接客業務やレジ対応、店内の清掃などの仕事を担当することになります。
ただ、意欲はあったとしても中高年の年齢ということで派遣で働けるかどうか悩む場合があります。
年齢を気にして諦めるのはもったいないので希望条件をクリアしている求人には応募すべきですが、事前にポイントを理解しておきましょう。
中高年でも採用になるチャンスはある
40代や50代といった中高年は10代や20代、30代よりも応募可能な求人数は少なくなるのが一般的です。特に、正社員の募集は長く勤務してもらうことを前提にしている場合が多いことから、若さが重視される傾向にあるのは事実です。
しかし、アパレルの人材を募集している企業の全てが若い人材だけを求めているわけではないですし、正社員のみ採用したいわけでもありません。たとえば、派遣は正社員よりも少ない人件費で済むため、費用を抑制したい場合に効果的です。また、販売している洋服やバッグなどの種類や価格によっては、若さが要らないケースもあります。
ですから、中高年でもアパレル業界で働くチャンスは多いことから、魅力的な求人を発見した際は応募しましょう。応募したからといって必ず採用になるとは限りませんが、選考を受けている限り採用される可能性は残っていますし、応募するのは自由なので、積極的に動くことが採用される近道と言えます。
ただ、不採用が連続している場合は履歴書の内容だったり、応募する企業の選び方だったりなど、活動の見直しが必要です。同じやり方でもいつかは結果が出ることはありますが、定期的に見直しをした方が採用される見込みは高くなります。他には登録する派遣会社の数を増やし、紹介してもらう求人数を増やすこともアパレルで働く可能性を広げる方法です。
体力面を考慮しながら働きましょう
アパレルで働く場合は来店されたお客様への接客業務だったり、レジにて商品の袋詰めや会計業務だったりなどを担当することになります。また、品出しやディスプレイの変更、清掃といった仕事も含まれます。そのため、立ち仕事や力仕事などハードな面があることから、中高年がアパレルの派遣で働く場合は体力面を考慮することが大事です。
店内を走り回ったり、極端に重い物や大きい物を扱ったりすることはないものの、体力はあった方が仕事に取り組みやすくなります。体力に自信があるなら色々な仕事に対応できるので、精力的に働くことができます。ただ、体力に自信がなかったとしても、勤務先によって担当する業務は異なるため、自分に合う仕事を担当するなら働きやすい環境となります。
また、体力に自信がない場合は仕事量や内容だけではなく、出勤回数と休日についてじっくりと考えたうえで応募する求人を選ぶことが重要です。3日や4日など連続での勤務が難しいなら1日置きに休みを取得できたり、まとまった休みが欲しいなら連休が可能だったりなど、理想的な出勤回数と休日の条件で働ける勤務先を選ぶべきです。
他には1日の勤務時間も考慮して応募先を決めるようにしましょう。長時間の勤務が難しいのであれば、短時間の勤務でも可能な職場を選んだ方が体力面への影響を抑えられます。
経験や資格は選考でプラスになる
中高年がアパレルの派遣で働くには年齢を気にするよりも、選考でアピールすることが大事です。10代や20代よりも年齢を重ねているということは、それだけ人生経験が豊富なことを意味しています。
また、これまでの職歴の中でアパレルの仕事で活かせることは選考でアピールすべきです。特に、アパレル業界で働いていた職歴は強いアピール材料になるので履歴書に記載することはもちろん、面接を受ける時にしっかりと伝えましょう。
アパレル業界での経験が全てではありませんが、仕事内容を理解している分、即戦力として採用されるチャンスがあります。他の業界だったとしても接客やレジ業務の経験はアパレルの仕事で活かせるため、履歴書に記載して面接の際にも伝えるべきです。
経験にプラスすると効果的な材料となるのが資格です。たとえば、販売の能力や管理に関する資格を取得は武器になるので、自分の価値を高めたいと考えているのであれば、取得を目指すべきです。
また、効果的な売り場づくりが可能な知識があることを証明できる資格についても、取得することで選考で評価されます。アピールできる材料は資格のみでも採用される見込みはありますが、経験の方が評価される可能性は高いです。そのため、資格取得に時間がかかりそうな場合は勉強することに力を入れるよりも、勤務先探しに励んだ方がアパレルの派遣で仕事を見つけやすいです。
中高年だったとしてもアパレルの派遣で採用されるチャンスはあるため、年齢を気にして諦めるのではなく、求人に応募することが大事です。また、立ち仕事や力仕事があることから体力面を考慮しながら勤務先を選ぶことが大事です。さらに、経験や資格は武器になるので応募する際にアピールしましょう。