アパレル派遣を辞めたい…スムーズな退職のしかた
アパレル派遣はファッションに携わる仕事で、好きなブランドやアイテムに携わりたい人は楽しく仕事ができます。ただ、アパレル派遣で働いている人の中にも「辞めたい」「違う職種で仕事をしたい」と思う人はいるでしょう。そこで今回は、アパレル派遣を上手に退職する方法について紹介します。
辞めたい理由を明確にしよう
「アパレル派遣を辞めたい」と思うことは理由があるはずです。どのような理由で派遣を辞めたいと思うのかを考えてみましょう。理由によっては対策をとることで思い直したり、改善できたりすることもあるかもしれません。
■一日中立ちっぱなしであること
アパレル関係の仕事は一日中接客の仕事をすることがメインであり、立ちっぱなしの作業になることが多いです。そのため、足腰が痛くなり立って仕事をすることに苦痛を感じてしまいやすいです。アパレルの仕事は派遣であれば7時間以上は立って仕事をしなければいけません。座ることのできない仕事であり、毎日立ちっぱなしの仕事をしているなら、だんだんと疲労感を感じるようになります。立ち仕事は向き不向きがあり、合わない人はストレスで辞めたいと思いやすいです。
■販売のノルマがある
アパレル関係の仕事は売上や金額に対してノルマが課せられます。ノルマの要求は店舗によって違いがあり、店舗全体としてノルマが課されることもあれば個人として課されることがあります。店舗としてノルマを課されるなら、まだ精神的に余裕がありますが、個人としてノルマを貸している店舗はプレッシャーがかかり、大きなストレスとなってしまいます。ノルマを達成するために自分で服を購入することもあるため、ノルマを達成できなければ、給料と出費の割合が合わなくなることもあります。さらに、会社によっては自社アイテムの購入を要求されることもあり、購入費の出費からストレス大きく感じることもあり、この理由からアパレル店員を辞めたいと思う人は多いです。
■休日が世間と合わない
アパレル関係の仕事は土日や祝日、また年末やゴールデンウィークなどはお客さんの来店が多くなるので、仕事日です。本来会社勤務の方なら土日などは休日となりますが、アパレル関係の場合、仕事日となって出勤となるので、休日が世間と違います。また、休日は週2日あっても忙しい時期などは1日になったり、休みが連休ではなく火曜日、木曜日など途切れた休みになったりするので、休日が不安定です。休日が不安定であれば旅行や友達と遊びに行く時間ができず、世間とのズレに不満を感じてしまうことがあります。
雇用期間満了まであと少しなら、期間限定で頑張ってみるのもあり
アパレル派遣の仕事をしていて「辞めたい」と思うときに雇用期間満了まであと少しなら、満了まで頑張って働くことがおすすめです。派遣として来ている場合、契約途中で辞めてしまうと紹介した派遣会社の信頼が下がってしまうからです。派遣会社の信頼が下がってしまうと、そのアパレル関係の会社は派遣会社に仕事を依頼しなくなる可能性も出てくるので派遣会社に迷惑がかかってしまいます。
また、自分も派遣会社から信頼度が落ちてしまうことにもなります。契約の途中で辞めてしまうと派遣会社からも任期を満了しない人と見られてしまい、自分が仕事をするときに支障が出てしまう可能性もあります。アパレルの仕事は3ヶ月単位で契約を更新するため、契約が1ヶ月以内で切れるなら頑張って仕事をしてみるのもありです。
ただ、精神的ストレスが大きく体に支障が出ているなら、無理に続ける必要はないので、自分の状態を確認しながら決定する必要があります。
派遣会社の担当者に相談してみよう
アパレルの仕事を辞めると決定したなら、自分の担当者に相談してみましょう。担当者に相談するときは自分が辞めたい理由を明確にしておき、その内容を伝えることです。ノルマがキツくてストレスが大きい、体が立ち仕事に耐えられない、など理由を明確に述べれば担当者も辞めることを承諾してくれます。
また、しっかり理由を述べれば担当者は別の仕事も用意してくれるので、理由を明確に伝えることはとても重要です。もし、理由が「めんどくさくなった」などしっかりした内容でないなら、担当者も次の仕事を紹介しにくく、要注意人物と思われてしまうこともあります。
また、できれば契約を満了して辞めることを伝えた方がスムーズに移行できるため、期間が期間まで少しなら頑張って続けたほうが自分のためにもいいでしょう。
アパレル関係の仕事は華やかに見えますが、実際の仕事作業は肉体労働であり、店舗によってはノルマを課されるなど、きつい内容となっている場合があります。そのため、アパレル派遣を続けることが難しく感じる人もいます。
アパレル派遣を辞めたい場合は、契約期間を確認して満了まで頑張るのか途中で解約してもらうのか考慮することが大事です。ぜひ、自分の体や精神面と相談して決定するようにしてください。